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CLASSPATHを消去する with CPad for Java
初心者の方を悩ます悪魔の根元、CLASSPATH。これは、クラスファイル(拡張子がclass)を実行するために、そのクラスファイルがある場所(class path)を、Javaインタープリタに教えるためのものです。これを設定することによって、J2SEパッケージに入っていない、JUnitやAntなどのパッケージを、『どこからでも』実行することができます。しかしながら、クラスパスを設定した場所しかJavaインタープリタがクラスファイルを探さないため、設定していないところにあるクラスファイルを実行すると、『Exception in thread "main" java.lang.NoClassDefFoundError:』とランタイムエラーが起こります。この解決策のひとつとして、Windows環境で設定されているCLASSPATHを『全て』消去してあげることです。以下の方法でほとんどの場合、解決できるでしょう。
CLASSPATH= と入力します(イーコルの後には何も入力しません)。これで、『OK』ボタンを押して設定を終了します。以上で設定終了です。 ※『CLASSPATH=』はクラスパスを消去します。コマンドプロンプト上からは、 set CLASSPATH= と入力します。CPadでクラスパスを消去する設定は、CPadによって起動されるコマンドプロンプトウインドウ(DOS窓)だけに対して有効ですので、コマンドプロンプトウインドウ終了後は、以前から設定されてある環境変数のCLASSPATH(Windows 9x, Meはautoexcec.batファイル内、Win NT, 2000, XPはマイコンピュータのプロパティのAdvancedタグの環境変数から)は、引き続き有効になりますので、いままでのWindows環境を損なうことなく、classファイルをCPadで実行できます。
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