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コンパイルエラー箇所を素早く見つける with CPad for Java

 

CPadの便利な機能の一つに、コンパイルエラー箇所を素早く見つける機能が備わっています。CPad下、メッセージボックス内に表示されるコンパイルエラーのメッセージをダブルクリックすると、該当のソースコードの行まで、ジャンプします。これは、コマンドライン上で、javacコマンドでコンパイルする場合にはできないので、重宝する機能だと思います。

 

 

例として、BankUserInterface.javaと、BankAccount..javaをダウンロードします。BankUserInterface.javaファイルをCPad for Javaで開きます。左の横シマのアイコンをクリックしコンパイルできることを確認します。

 

BankUserInterface.javaの33行目を表示します(便利な機能として、Ctrl + Gで33と入力すると33行目を表示)。その行の、equals()メソッドの最後のsをとり、equal("n")にします。

そして、先ほどと同じようにコンパイルアイコンをクリックし、コンパイルします。そうすると、メッセージボックス欄に、下記ようなエラーメッセージが表示されます。

BankUserInterface_10821.java:33: シンボルを解釈処理できません。
シンボル: メソッド equal (java.lang.String)
位置 : java.lang.String の クラス
else if (answer.equal("n") || answer.equals("N")){
^
エラー 1 個

BankUserInterface.javaのソースコードを最後までスクロールして33行目が表示されないようにします(エラーメッセージからのジャンプを確かめるため)。

メッセージボックス欄のエラーメッセージ上をダブルクリックすると、エラーを出した33行目にジャンプしたことを、ソースコード表示欄から確認できます。

 

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